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活動方針

坂の上の雲ミュージアム外観

平成19年4月28日、坂の上の雲ミュージアムは、松山のまち全体を屋根のない博物館とする『坂の上の雲』フィールドミュージアム構想の中核施設として開館しました。小説『坂の上の雲』は、松山出身の秋山好古、真之兄弟と正岡子規の3人の生涯を通して、近代国家として成長していく明治日本のすがたを描いています。本ミュージアムでは、小説に描かれた主人公3人の足跡や明治という時代に関する展示に加え、まちづくりに関するさまざまな活動を行い、訪れた人々が時の流れについて感じ、考える場を提供していきたいと考えています。

基本的機能

展示機能

主人公たちの直筆資料やグラフィックパネル、模型、映像等を通して、小説『坂の上の雲』に描かれた時代を感じられる展示を行います。訪れた人が自ら感じ、考え、学べる展示を目指します。

フィールドミュージアムのガイダンス機能

松山市内には、小説ゆかりの地をはじめ、たくさんの地域資源が存在します。『坂の上の雲』フィールドミュージアム構想の中核施設として、市内各地に点在するそれらの情報を収集し、結びつけて発信していきます。

まちづくり支援機能

市民と行政との協働を前提とした『坂の上の雲』のまちづくり。市民主体の活動により、市内の各地域において伝統、文化が守られ、新たな地域資源が生み出されています。ミュージアムは市民参加のまちづくりの拠点として、そのような市民の取り組みを支援していきます。